News
ニュース
2023.2.17
こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
トランジットジュニアでは、どうしても譲れない戦いが起きることがある。
その、戦場がこちら。
ゲーミングエリアである。
このゲーミングエリアは、eスポーツに取り組む学生が使う場所である。
ゲーミングPCが4台置いてあり、そこで練習に励んでいる。
個別支援計画にて「eスポーツをがんばる」と目標設定した学生に、このPCを使う権利が付与される。
PCの最大使用時間は2時間。
2時間に1回は休憩してもらっている。
この白モザイクが使用する人の名前。
矢印が使用時間。
次の人がいない時は、フリー枠として、自由に使用できる。
そう。このフリー枠を巡って、戦場と化すことがあるのだ。
トランジットジュニアに通う学生は、通所時間・帰宅時間が異なる。
また、通所回数も異なる。週に1回だったり、週5回だったり、バラバラなのである。
そのため、この戦場では熱い議論が重ねられる。
「あと30分で帰るから、使わせてほしい」
「今日しか来てないから、やりたい!」
「今日中に目標達成したいから、頼む!!」
「もうすぐ報酬がGET出来そうだから、お願い!!」
みんな、思い思いに使いたい理由を伝える。
そして、譲り合う。
「いっつも譲ってくれてるから、今日やっていいよ」
「21時までいるから、先に使いな。終わったら使わせて」
それでも、決まらない日は決まらない。
そんなときはたいてい、
「ジャンケンしよ!」
という、世にも便利なルールが適用される。
ジャンケンだと、勝つ確率は平等なはずなのに、毎回負ける子が出てくる。
その子は「ジャンケンだけは絶対ヤダ!負けるもん!話し合おう!」と譲らない。
そんなとき、とある彼が閃いた!
ジャンケンで嫌な思いをしないように、こんなことはどうだろう?
「いっつもみんなでジャンケンして、負けたらそこで終わりだけど、1対1でジャンケンして、勝った人は使える。負けたらもう1回チャンスがあって、負けた人同士で戦うっていう」
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
おぬし、天才か・・・・・・?
彼自身の強い意志の表れ。
右手がグー。
どうやったらこの戦場を平和におさめられるか、
みんなそれを考えて協議・議論を重ねていることが、とてもよく伝わる。
なんだかこの拳で、日本の未来が変わりそうな気もしてくる。
彼らはこうして毎週、毎日のように交渉を繰り返し、
「どうしたら自分の思いが通じるか」
「どうしたら相手を尊重できるか」
「どうしたら平和的解決ができるか」
日々模索している。
この経験は、将来仕事をしたときに、スムーズな人間関係を築くためにいかされるはずである。
ただゲームしてるだけ?
自分勝手になってしまわない?
トランジットジュニアでは、そんな心配必要ありません。
見学・体験、お待ちしております。
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
〒001-0039
北海道札幌市北区北39条西5丁目1-1
TEL:011-299-2026
FAX:011-299-2026
E-mail:info[at]transit-jr.net
※[at]を@に書き換えてください
Related
関連記事
Contact
お問い合わせ
障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせで頂いた個人情報の取り扱いにつきましては、こちらをご覧ください。