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2022.9.28
こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
「お仕事おねがい!」
「はい!わかりました!」
ん?なんか忘れてることなーい?
お仕事で『難しい』と感じるところ。
それは、人間関係。
「うんうん。合う人、合わない人がいるもんね」と思ってるキミ。
それは、お仕事だけじゃなくて、人生全部に言えるかもしれない。
そのお話は、また今度。
今日は、『相手の頭の中は見えないから、ときに難しく感じる』ってお話をします。
はい、冒頭に戻ります。
パンダ課長は、新人ワンコくんに、仕事を依頼します。
「この表を計算して印刷して、隣の課のシマウマさんに渡して!わかんないことあったら、すぐ訊いて」
新人ワンコくんは、すぐに答えます。
「ハイッ!わかりました!すぐやります!」
新人ワンコくんは、やる気満々です!
「やったー!あのパンダ課長からお仕事頼まれたぞ!自分ががんばるときだー!!」
新人ワンコくんは、仕事を進めます。
「この表を計算して…印刷…。うーんなんかよくわかんないけど、普通は計算のときこの数式使うし…プリントは無難にA4縦サイズでいっか。オッケオッケー!簡単な仕事じゃん!」
新人ワンコくんは、印刷した紙をシマウマさんに渡しました。
「シマウマさん!よろしくお願いします!」
「うーん?いつもと違う感じだけど、これでいいの?」
「はい!パンダ課長から計算して印刷してって言われてるので!お願いします!」
新人ワンコくんは、仕事を終えた嬉しさに浸っていました。
「そういえばあの仕事、いまどんな感じ?」
「もうシマウマさんに渡してきました!」
「あ、そうなんだ。そっかそっか。誰か先輩はチェックしてくれたかな?」
「チェックしてもらうものなんですか?パンダ課長に言われた通りやったんで、大丈夫だと思うんですけど」
パンダ課長と話していると、顔を赤くしたシマウマさんが入ってきました。
「これ、なんかおかしくないですか!?計算式もいつもと違うみたいだし、用紙サイズが違うから、上手く読み取れません!パンダ課長、これでいいんですか?」
「どれどれ…あぁ、これ、ちょっと違うねぇ。すぐ直しますね。ごめんなさい」
「ワンコくんが『これでいい』って言うから進めてたんですよ!?ちゃんと確認してください!!」
「ごめんなさい……」
足早に去っていくシマウマさんを見送って、新人ワンコくんは悲しい気持ちになりました。
「言われた通りやっただけなのに、なんで怒られるんだ…」
これを読んで、「もっとこうすればよかったんじゃない?」ってことが浮かんでいる人は、人間関係を構築する天才かもしれません。
この話の中には、この人が、もっとこうしていたら…ということが数多くあります。
誰が『良い』『悪い』ではありません。
大切なのは、『人が人と仕事をするときの、落とし穴』に気付けるかどうかです。
そう。
『相手の頭の中は見えない』のです。
仕事を進める中で、自分の頭の中だけで考えると、「あれ、違った!?」と相手とズレてしまうことがあります。
今回のように、「普通は~、無難に~」と考えて進めると、ミスしてしまうことが多々あります。
そんなミスやズレを起こさないためにも『確認』が必要なのです。
お願いされたとき、
「計算はこの数式を使おうと思うのですが、良いですか?」
「印刷サイズに指定はありますか?」
「今まで作ってきた見本はありますか?」
「期日はありますか?」
「完成したら一旦ご報告します」
なんて確認ができたら、カッコイイですね。
ついつい、忘れちゃうこと。
だけど、だからこそ、重要。
相手の頭の中は見えない。
「ま、いっか~」で進めないで、『確認』しよーね。
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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