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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア lit」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア lit」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。

「ちゃんと話して」
「自分の気持ちを伝えて」
「相手のことも考えて」
大人はつい、子どもにそう声をかけてしまうことがあります。
でも、発達特性のある子にとっては、「ちゃんと話す」と言われても、何をどう話せばいいのかわからないことがあります。
相手に話しかけるタイミング。
会話の始め方。
質問されたときの返し方。
困ったときの伝え方。
話を終わらせる言葉。
こうしたことは、自然に身につく子もいれば、ひとつずつ練習が必要な子もいます。
特にASD(自閉スペクトラム症)の特性がある子の場合、相手の表情や場の空気から気持ちを読み取ることが苦手だったり、自分の興味のある話を続けすぎてしまったり、困っていても言葉にするまでに時間がかかったりすることがあります。
それは、本人が人と関わりたくないからではありません。
話す気がないわけでも、わざと困らせているわけでもありません。
ただ、その場に合った言葉の選び方や、やりとりの流れが見えにくいことがあるのです。
そんなときに大切なのが、コミュニケーションの「型」を作ることです。

「コミュニケーションの練習」と聞くと、SST(集団でのロールプレイ)や、プリント学習をイメージするかもしれません。
もちろん、そうした練習が役立つ場面もあります。
でも、litで大切にしているのは、日々の活動の中で起こる自然なやりとりです。
スタッフに質問するとき。
活動の順番を確認するとき。
友達と同じものを使いたいとき。
うまくいかずにイライラしたとき。
帰る時間を確認するとき。
自分の予定を伝えるとき。
こうした日常の中に、コミュニケーションを練習する場面はたくさんあります。
たとえば、何も言わずに困っている様子が見られたときには、「こういうときは『手伝ってくれない?』って言ってみると伝わりやすいよ」と声をかけることがあります。
相手の話をさえぎってしまったときには、「今は相手が話している途中だったね。終わってから『自分も話していい?』って聞いてみようか」と一緒に整理します。
雑談が固くなってしまう子には「今のやりとりは『それいいね』『うける〜!』『ね〜!』とかって返しておけばその場が収まるよ」と返答のパターンを提案します。
コミュニケーションの型は、その子によって違います。
すぐに口で伝えられる子もいれば、少し考える時間が必要な子もいます。
話すより、書いた方が伝えやすい子もいます。
選択肢があると答えやすい子もいます。
その場では言えなくても、あとからなら気持ちを整理できる子もいます。
だから、みんな同じ型を覚えるのではなく、その子が使いやすい型を探していくことが大切です。
コミュニケーションが苦手な子に必要なのは、「もっと頑張って話すこと」だけではありません。
自分に合った伝え方を知ること。
使える言葉を持つこと。
失敗しても、もう一度練習できる環境があること。
コミュニケーションは、才能だけで決まるものではありません。
その子に合った型を見つけることで、少しずつ成長していけるのが、コミュニケーションなのです。
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア lit」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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