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自分の考えを文章化してみよう
就労準備型放課後等デイサービス　トランジットジュニア

2023.5.17

スタッフの声

こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳（中高生）の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。

毎週水曜日は、
トランジットジュニアで実践している療育についてお話します。

今回は、「気持ちを文章にする練習」

について！

発達障害を持つ子ども達がよく抱える悩みの1つが、自分の気持ちを伝えられないことです。

「自分の感情がよくわからない」

「思っていることを言葉にして、うまく相手に伝えられない」

と、日常生活の中で不便さを抱えている子ども達が多くいます。

トランジットジュニアでは、その日の終わりに必ずあしあと＋（日誌）を書いてもらっています。

【自由記述欄】には
今日取り組んだカリキュラムについての内容、それをやってみた感想や
他にもスタッフに伝えたいことなどを書いてもらっています。

【今日のありがとう】には
その日1日のなかで”感謝したできごと”書いてもらっています。

例えば「ペンを落とした時に○○さんが拾ってくれた！」「本の場所がわからなくて困っていたときに友達が助けてくれた！」などですね( ^^)

【今日のヒーロー・ヒロイン】には
今日のなかで１番輝いていた人を書きます✨

この人すごいなー！
あの人これ頑張ってたなー。

と思う人の名前と、選んだ理由をかきます！

簡単に書けそうな文章でも
書き出すまで時間がかかる子や、短文で終わってしまう子も多いのです。

そこで、あしあと＋（日誌）で

「今日１日なにしてたかなー」
「そういえばこんなことあったな」

など自分の気持ちを考えるきっかけを作って
それを文章として表現する練習をしてもらっているのです。

どうしても思いつかないときは、スタッフから「今日はこんなことしたね」など、出来事を思い出してもらえる声かけもしています。

こうやって起こった出来事や、それに対しての気持ちを言葉で表現していく練習を重ねることで
他人に自分の思いを伝えられるようにしていきます。

お気軽にお問い合わせください

現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。