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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
「メタ認知」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
とても簡単に言うと「自分の考え方や行動を、客観的に見る」こと。
なかなか習得するのが難しいものですが、ASDやADHDなどの特性があると、この「自分のことを客観的に見る」のがより難しく感じられることがあります。
けれども、学校でも将来の仕事でも、今の自分をちょっと引いて見られると、少し楽に過ごせるようになるかもしれません。
自分のことを客観的に見ることが出来ると、うまくいった場面では「何が良かったのか」を見直せますし、つまずいた場面でも「次はここを変えてみようかな」と落ち着いて考えやすくなります。
また、自分の傾向やクセに気づいていると、初めてのことにも対応しやすくなります。
さらに、相手の受け取り方を想像しながら話し方・伝え方を考えられると、良好な人間関係を築くことも出来ます。
学校や職場では、同じ空間で過ごす仲間がいますよね。
でも、学校は自分と年齢が近い人がほとんどですが、職場はいろいろな年齢の人がいます。
世界を広く見ると、性別・年齢・人種など、さまざまな人がたくさんいて、多種多様な考え方・感じ方があります。
さらに、学校は時間割が決められていますが、仕事ではそれぞれやっていることが違う場合もあります。
自分は休憩中でも、隣の会議室では大切な商談中かもしれませんよね。
同じ仕事中でも、隣の同僚は風邪を引いて少し具合が悪い中働いているかもしれません。
自分の状況と、他人の状況は、まったく違うんです。
だからこそ、「他人から見た自分」「今の自分はどうだったか」という視点をもつことが大切なんです。
トランジットジュニアでは、日常活動の中で、その都度他の人がいる場面でのルールや「周りから今どう思われているのか」を伝えているほか、
日誌の「あしあと+」では、その日の活動内容や、そのときにどう感じたかなど、スタッフと一緒に振り返り、自分の感情やなぜそう行動したかなどに気づけるようにサポートしています。
一日を振り返ったら「今日何も無かったな、何も感じなかったな」なんてことは無いはず。
少しずつ、日々言葉にしていくうちに、
「今日はなんだかいつもより集中できたな。カリキュラムを始める前にココアを飲んでみたからかも?」など、
自分の中の傾向やクセに気づいていくことも出来ます。
また、3か月に1度、目標の振り返りと一緒に、今の自分は何がどれくらい出来ているかなと、アセスメントを学生自身に取ってもらっています。
スタッフからも、出来ているところ、もっと伸ばせるところなどをフィードバックしているので、
「そっか、自分だと挨拶出来ているつもりでいたけれども、今の声量だと挨拶が聞こえていないみたいだから、じゃあ次からはもう少し大きな声で挨拶してみようかな」
と、自分から見ている自分と、他人から見えている自分の違いに気づくきっかけにもなります。
これからの季節、受験や就職の面接の場面などでも、客観的に自分を見る力が重要になってきます。
自分を客観的にみられる力は、すぐに取得できるものではなく、徐々に育っていくものです。
将来の自分のために、今の自分を振り返る習慣を、トランジットジュニアで身に着けていきましょう!
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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