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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
毎週水曜日は、トランジットジュニアで実践している療育についてお伝えします。
今回は
暗黙のルールを説明
について!
社会のルールや暗黙の了解、「これを知ってるのは当たり前でしょ」と言われるものはたくさんありますよね。
9時始業なので9時に職場に着いたら「周りを見てみてよ。5分前にはみんな座って仕事始めてるよね」と上司から言われた。
指示を聞いている時「メモを取らなくて大丈夫?」と聞かれたので「わからなかったらまた聞くので大丈夫です」と返した。
こういう時「ああ、この人って一般常識が無いんだな」と思われてしまうことがあります。
発達に凸凹のある方の特性として、明文化されていないことを読み取ったり、場の雰囲気や周りからどう思われるのかを感じたりすることが苦手なことがあります。
マナーやルールを教える側としても「こういう時には、こうしたほうが良い」「それ言われたらどう思う?」とあいまいな表現を使ってしまいがちです。
明文化されているものに対しては「そういう決まりなので、今はそれをしてはいけない」と伝えることが出来ますが、
そのマナーやルールが「暗黙の了解」で、周りの雰囲気を感じ取って「なんとなく、こうしといた方が良いだろうな」というあいまいなものだからです。
ただ、あいまいな表現だと「いや、じぶんは気にしないので」ですよね(本当にそうだと思います)。
なので、教える側は、具体例を提示してルールを明確に伝えたり、そのルールを守るメリットを伝えることが大切です。
トランジットジュニアにもいろいろなルールがあります。
たとえばeスポーツプレイ時のルールの中に「声の大きさや、発言に気を付ける」といったルールがあります。
eスポーツプレイ時に限らず、他の人がいるところでは「周りに迷惑だから、声を小さくしよう、発言に気を付けよう」という暗黙のルールが社会にはあると思います。
集中したい時に、大きな音が聞こえてきたり不快な言葉が聞こえてくると、迷惑ですよね。
トランジットジュニアでは、学生がいつでも見ることが出来るところにeスポーツのルールを掲示し、
「ルール違反にはイエローカード、改善しなければレッドカード」「不正行為やスポーツマンシップに反する行為をしたことが発覚したら今シーズン報酬なし」と明記しています。
また、新しくeスポーツを始める時、シーズンが変わった時、ルールが変わった時など、その都度学生一人一人に丁寧に説明しています。
eスポーツを通じて「この発言はOUTか」「この大きさなら、相手にも伝わるし、周りにも迷惑じゃない」と、他の場面でも応用できるように加減を覚えていくことができますし、
ルールを守りプレイしていくことで報酬を受けられるというメリットもあります。
社会に出ると暗黙の了解やルールがたくさんあります。
学生のうちからそういったルールをしっかりと学んでおくことで「あの時にはこうしたから、もしかしたら今もそうすべきでは?」と応用させていくことが出来ます。
遅刻欠席の連絡や、声の大きさなど、社会に出たら常識として求められることを、学生のうちから身につけて習慣化していきましょう!
トランジットジュニアの5領域支援については、詳しくはこちらをご覧ください。
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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