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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
最近、トランジットジュニアの学生たちの間で「アルバイトを始めた!」という話をよく聞くように。
それと同時に、「マルチタスクが苦手で困ってる」という声もちらほら。
「電話を取りながらメモを取るのが難しい…」
「先輩から『この作業の待ち時間に別の作業したほうが効率いいよ』って言われたけど、切り替えがうまくできなくて…」
こういう悩み、すご~くよく聞くし、めっちゃ分かる😔
一つの作業に集中すると他のことを忘れやすかったり、思考や気持ちの切り替えに時間がかかってしまったりして、無理にマルチタスク頑張った結果全部中途半端になって……
「自分って、仕事できないやつだ……」
でも、そもそもマルチタスクできないってイコール仕事が出来ないになるのかな?
むしろ、「ながら○○」って集中力が下がったり、ミスが増えたりすることもあるじゃん?
無理して頑張らなくてもいいんじゃないかな~って私は思う。
もちろん、仕事やバイトで「効率よくやりたい!」って思う気持ちは大事。
でも、情報の処理には限界があるから、まずは自分の情報処理のキャパシティを知ることが大切。
そのうえで、タスクを細分化したり優先順位を付けたり、自分に合うやり方を見つけていくことで、マルチタスクを求められる時代に対処していこう!
例えば……
「電話を取りながらメモを取るのが難しい!」
受け答えを考えながら話して、相手の話した内容を覚えて、それをメモに書く。マジで難しいよね、超苦手。
メモを取ることに意識が向いちゃって、内容が頭に入ってこなくて聞き漏らしちゃった、なんてあるあるじゃない?😅
でも、お仕事の場合、お客様が相手だから、できれば失礼はないようにした方が良い。
そのためにも、電話に集中するためにも、先に「メモを取る内容(聞く内容)」をまとめておいたり、
1度聞いたけど忘れちゃったときのために「もう一度お伺いしてもよろしいでしょうか」といったテンプレートを用意しておくのがオススメ。
「先輩に『この作業の合間暇そうにしてるけど他の仕事したら?』って言われた」
たとえば【お弁当作り】で【電子レンジで温めたおかずをお弁当に入れる】という作業があったとして、
【おかずを電子レンジに入れて、ボタンを押す】→【チンが鳴ったら電子レンジから取り出す】→【粗熱が取れたらお弁当に入れる】
みたいにタスクを細分化したら、その間に【次のおかずを冷蔵庫から出す】【前にチンしたおかずをお弁当に入れる】といった別の作業を挟むことが出来る。
どう別の作業を挟めばいいのか難しい時には、先輩の仕事を見たり、どう挟んでいるかを教えてもらったりして、自分に合う挟み方を見つけていけたら良い。
「あ、ここにそれ挟めるんだ!」っていう新しい挟み方を見つけた時、「今の自分、シゴデキじゃない?」ってちょっと嬉しくなるよ😎
こうやって、一つひとつの作業をしっかりできるようになっていけば、自然とタスクの切り替えもスムーズになっていく。
慣れてきて気持ちに余裕が出たら、ちょっとずつ他の作業のことも考えられるようになるはず。
それでもやっぱり「難しい!」と感じるときには、業務内容の相談をしてみることも忘れずに。
「マルチタスクが苦手」=「仕事ができない」じゃない。
大事なのは、自分に合ったやり方を見つけること。
一緒に、どういう方法がやりやすいのか考えていこう!
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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