受験・就活の際に感じる不安感、一緒に解決しよう！
就労準備型放課後等デイサービス　トランジットジュニア

こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳（中高生）の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。

毎週水曜日は、トランジットジュニアで実践している療育についてお伝えします。
今回は

合理的配慮

について。

受験や就活に向けて「うまくいかないかもしれない」と不安を感じている人は少なくはないでしょう。
障害のある人は不安を感じる要因に「障害特性」が挙げられ、より不安感を感じているケースがあります。
たとえば、学習障害のある人の場合、問題文を読んだり解答を書いたりすることに時間がかかって、解けるのに点数が低くなってしまったり
ASDや精神障害のある人の場合、周りの人や雑音が気になってまったく集中できなかったり、普段とは違う場所に過度に緊張してしまったり、本来の自分を発揮できないのではないかなどなど。
そもそも「自分は障害があるから、進学・就職は無理だ」と諦めてしまう人もいます。
しかしながら、「障害だから」を理由に、試験に落ちたり、入学・就職が認められなかったりすることはあってはいけないことです。

2024年4月1日から事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されています。

高校受験や大学受験の際の合理的配慮として、
試験時間の延長や、問題／解答文の読み上げ、パソコン・拡大鏡などの使用、別室での受験が認められたケースがあります。
また、就活の際には、面接時に就労支援機関の職員などの同席が認められたり、
面接や筆記試験だけでなくインターンシップや実習など実際に働いている場面を見て選考してもらえたりすることがあります。
もちろん、必要に応じて、入学後・就職後にも合理的配慮を受けることが出来ます。

道立高等学校における「特別な配慮を必要とする生徒の出願」についてが公開されていますので、参考までにご覧ください。

自分自身の特性を理解し、困りごとの解決方法・対処方法を知っていることで、自分にとっても配慮を受けやすく、相手にとっても配慮をしやすくなります。
受験や就活には「自己分析」がつきものですが、自分一人ではなかなか難しいものです。
そんなときは、第三者からの意見に耳を傾けてみることも、自己分析への近道になります。

家庭での姿、学校での姿、それぞれみんな違いますよね。
トランジットジュニアは「就労準備型放課後等デイサービス」です。
カリキュラムを通じたお仕事・軽作業での就労体験のほかにも、将来の就職を見据えたオフィスのような環境づくりを心掛けていますので、
「実際に働いた時の姿」を学生自身がイメージしやすいのも特徴。

トランジットジュニアでは、そんな「将来働いた時の姿」を普段から見ているからこそ、
必要な合理的配慮についてや、配慮してほしいことをどうやって伝えるのかを、一緒に考えていくことが出来ます。
また、自己推薦書の作成や面接練習のサポートもおこなっていますので、本番に向け自分で対処できることについても一緒に確認することが出来ます。

障害があっても、高校・大学・就職などの進路選択の幅は格段に広がっていっています。
トランジットジュニアには、特別支援学校の高等部以外にも、通信制の高校や一般の高校に通う高校生もたくさんいますし、
卒業生の中には大学生や専門学生もいますので、
先輩方はどうやって受験・就職をしていったのか体験談を聞くことも出来ます。

誰しも、それぞれの好きな進路を選択できる自由があります。
せっかくのチャンスだから、たくさんのことに、たくさん挑戦してほしい。
トランジットジュニアでの活動やサポートが、その役に立ってくれると、嬉しく思います。

お気軽にお問い合わせください

現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。

就労準備型放課後等デイサービス トランジットジュニア

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