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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
毎週水曜日は、トランジットジュニアで実践している療育についてお伝えします。
学生のときだと意外に経験が少ないコトってなんだかわかりますか?
そういえば自分、言われたとおりにしてるだけかも……っていうコトです。
でも社会に出たら、当然のように「え?それぐらい自分で考えて」って言われちゃうコト……
そう!
今回は
スケジュール管理
について!
朝は「早く起きなさい」って起こされて、
学校に行かなきゃいけない時間は決まっていて、
学校での時間割も休憩時間も決まっていて、
部活動や習い事の時間も決まっていて、
帰ったらご飯の時間も決まっていて、
ゲームは1日2時間までってルールがあって、
夜は「早く寝なさい」って怒られる。
そう思うと……あれ?決められた時間の通りに動いてるだけじゃない?
でも働き始めると、出勤時間や退勤時間、休憩時間は決まっていても、働いている間の時間割は無いですよね。
一人暮らしを始めたら、口うるさい親もいないわけです。
スケジュール管理とは、いわば自分で自分の時間割を作ること。
自分のキャパを把握して、どれくらい仕事が溜まっているのか、どの仕事が優先されるのか、などなどいろいろ考えて、自分で時間割をつくっていくわけです。
自分で管理しないと、手に負えなくなってしまいます!
トランジットジュニアでも、通所時間や帰宅時間は決まっていますが、どういう活動をどれくらいするのかという時間割はありません。休憩時間の決まりもありません。
すべて、自分で決めてもらっています!
時間を見て、逆算して行動する力を身につけてもらうためです!
「タイピングもやりたいし、イラストも描きたいし、あ、3Dも気になってたんだよね!ドローン飛ばしてる子いるからあとでやりたい~!そういえば18時からソロキャッシュカップかぁ、やるかな。え、まって、てか名刺のデザインのお仕事受けてたんだった!やべぇ!」
なんて活動をしていたら、どれもあまり手を付けられないまま、ただただ時間が過ぎていくだけになってしまいます。
自分で自分のやらなきゃいけないこと・やりたいこと、それらにかかる時間を把握できていると、気持ちに余裕をもって活動することが出来ます!
「タイピングは15分やって、イラストは30分やろう」
「お仕事の納期はまだ2週間あるけど……余裕を持って少しずつやってかなきゃね、18時ぐらいまでデザインやって、18時になったらフォートナイトを始めよう」
「あしあと+を書くのに大体7分ぐらいかかって、帰る前にトイレも行きたいから、よし、19時45分にカリキュラムを辞めよう!」
なんてスケジュールを組んでいくことが出来るようになります。
でも、初めてだと、何にどれくらいかかるか想像もつきませんよね。
周りからのアドバイスを受けても「大丈夫です!」って言ってギリギリまでカリキュラムに取り組んでバスの時間を逃してしまった学生のなんと多いこと……
トランジットジュニアに通っている学生もみんな1度ぐらいはそういう失敗、してます。
そんな失敗も経験の一つ。
その経験から「前回は間に合わなかったから、もう少し早めに行動しよう」「時間を持て余しちゃったから、もう少しゆっくりやってもいいかも」って覚えていくんです。
ただ、大事な会議で間に合わなかったら……?
「経験だよね」なんて笑えない失敗になっちゃうかもね……
そうならないようにも、先に経験しておこうね……
トランジットジュニアだったら、そんな失敗、たくさん出来ちゃうんです♪
学生のうちに、スケジュールを管理する習慣をつけていきましょう!
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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