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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
毎週水曜日は、トランジットジュニアで実践している療育についてお伝えします。
今回は、
社会とのかかわりをもつ
ことについて。
生きていく以上、他の人と関わりをもつことは切っても切り離せないものです。
しかしながら、「他の人とコミュニケーションをとることが苦手」「感情のコントロールが難しく人に悪く思われてしまう」など、発達障害の特性による悩みや不登校などの悩みを抱えていると、「将来社会に出て働けるのだろうか」と不安に思う当事者・家族は多いと思います。
人と関わることに苦手意識があると、どうしても所属しているコミュニティや関わる人が少なくなり、新しい人と出会い知らない価値観に遭遇し「自分」を見つめ直すきっかけが少なくなってしまいます。
学校などの集団活動を通じて、時には思い通りにならないことがあったり、自分とは違う考え方の人がいたりすることを知り、人間関係について・社会について学んでいくことが出来ますが、学校に行っていないとどうしてもそれは難しくなってしまいます。
そんなときこそ「サードプレイス」を持つことが大切です。
「サードプレイス」とはその名の通り、家庭でも学校(職場)でもない、第3の居場所のことです。
家と学校の往復、家から出ない生活(最近ではテレワークなども増えていますよね)ではストレスが溜まってしまいます。
そんなときに、役割や責任から解放されて、自分を自分として認めてくれるような、リラックスの出来る場所。
最近、サードプレイスを持とう、コミュニティをたくさん持とう、とよく言われているじゃないですか。それって、今いる自分の会社や家族の環境を客観的に見るために必要とされているんだと思うんです。家族と会社の意見や評価が自分そのものだと思いこんじゃう人が多いけれど、そうじゃないんだって気づける場所が欲しい。
ADHDの私が自己肯定感を得られた理由
学校や家だと「今は国語の時間です」「宿題をしなさい」「片付けなさい」と役割や責任が大きい。
とくに学校は社会的なルールや集団規範を学ぶ場でもありますから、じぶんの「好き」ばかりを押し通すことはあまり認められる行為ではないでしょう。
その代わり、それが認められるところで思う存分、羽を伸ばせばいいんです。
それがサードプレイスの役割の一つになります。
放課後等デイサービスはそんなサードプレイスとしての役割を大きく果たしてくれます。
コミュニケーションが苦手でも、じぶんの「好き」ならたくさん伝えられる、という学生はとても多いです。
じぶんの「好き」が出来るから、「学校にはあまり行かないけどトランジットジュニアは休まない!」という学生も多くいます。
誰しも、じぶんの「好き」が認められて、それを共有できることは嬉しい。
そういう環境でなら、相手の「好き」、いろいろな「好き」があることを知ることが出来て、おのずと人間関係を学ぶことが出来ていきます。
トランジットジュニアでは、高校卒業後・将来の就職を見据えたサポートを行っていますので、じぶんの「好き」を将来に生かす方法も身につけていくことが出来ます。
放課後等デイサービスでの活動について「好きなことばっかりやっている」「遊んでいるのなら家と変わらない」と思うのではなく、
サードプレイスとしての放課後等デイサービス活用を考えてみるのはいかがでしょうか?
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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