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2023.4.26
こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
毎週水曜日は、
トランジットジュニアで実践している療育についてお話します。
今回は、
「自己管理能力」について!
トランジットジュニアに通う学生の中には、発達障害を抱えている子がいます。
例えば、ASDやADHDと診断を受けた人は、予測できない変化や刺激に敏感に反応しやすく、ストレスを感じやすい傾向があります。
自分の安心することがハッキリしていたり(「こだわりが強い」と表現されることもあります)、自分が興味のあることに正直すぎて、行動が先行してしまったり(「衝動性が高い」と言われることもあります)。
そうした中で、自分の感情をコントロールするためには、安心できる環境やルーティンが必要です。
またコミュニケーション面のサポートが重要となのです。
それは、自分ひとりで習得することが難しいため、専門知識のあるスタッフがサポートしながら支援を行います。
よく「グループワークや集団活動の中でコミュニケーションを学ぶ」カリキュラム(SSTなど)がありますが、トランジットジュニアでは実施していません。
そのようなカリキュラムに効果を感じないわけでは決してありません。
ただ、人生の中でまだまだ経験したことのないことが多い子どもたちに対して、「こういう場面があったら、どうしたら良いと思う?」と学習してもらうことの難しさは感じています。
「そのときにならないと分かんないから、今考えれない」なんて言われたら、「その通り!ごもっとも!」とお返事するしかありません(笑)
トランジットジュニアでは、実際の場面を通して、「その瞬間をタイムリーに学習する」ことを意識して支援しています。
「できると思ってたのに、友達がめちゃくちゃ話しかけてくるから全然進まなくてイライラする」
「今日は他の子も使いたいって言ってるから、待たなきゃいけない」
「ソフトのアップデートに時間がかかって、思うようにできなかった」
「いいところなのに、帰る時間になってしまった」
日常の中で、気持ちを乱されること、ありますよね。
イライラしたり、悲しくなったりしたときに自分の感情に振り回されないためには、どうしたら良いのか、話を聴きながら一緒に考えます。
次にこういうことが起きたとき、どうしたら良いか。こういう考え方は出来ないか。
自分の中で「予想外のことは起こるもの」と認識して、前回はこうした!こうしたら慌てない!こういうときは相手にこう伝える!という、感情をコントロールするための引き出しを増やすサポートをしているのです。
大人だって、感情のコントロールは難しい。
大人になって心折れちゃわないためにも、今のうちに色んな感情をいっぱい経験しておいてほしい。
折れてしまいそうになったとき、どうしたら良いか、一緒に練習しておきましょう。
現在、見学後ご利用まで約1年お待ちいただいております。
対象年齢は中高生ですが、今の期間のみ特別に小学6年生のお子さまもご案内しております。
中学生になる前に、ぜひご見学くださいませ!
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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