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2023.4.12
こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
毎週水曜日は、
トランジットジュニアで実践している療育についてお話します。
今回は、
「説明する力を伸ばす方法」について!
トランジットジュニアには、多くの「先生」がいます。
年齢は様々。高校3年生のときもあるし、中学1年生のときもあります。
ベテランの学生たちのなかには、困っている子には自然と教える習慣が身についている人が多いです。
それは、カリキュラム内容でも、トランジットジュニアでの過ごし方でも、地下鉄やバスの乗り方でも、コンビニへ買い物に行く方法でも。
自分が知っていて、相手が知らないかも!と思うことは、率先して教えてくれています。
みんながみんな、最初からできていたわけではありません。
そもそも相手に何かを教えるとき、「自分がちゃんと知っている」ことが大前提です。
自分が知っていることを、言葉にして相手へ伝える。
これが案外難しいんですよね。
緊張すればうまく言葉が出ないし、普段なんとなくやっていることを、いざ言葉にしようとすると「どう言ったら伝わるんだろう…?」と迷ってしまいます。
スタッフが日々の活動を見守っている中で、「このカリキュラムは、ある程度覚えたな!」と感じたら、相性が合いそうな学生に「初めて取り組むから、操作方法教えてもらっても良いですか?」と確認して説明を依頼します。
最初は「え…」と恥ずかしがっていても、ポツリポツリ教えてくれます。
その言葉を逃さず、「そうだね!これがポイントなんです」「こうすることがいいんだよ」と上手くいかないときのサポートをしながら、自分で伝えることを支援します。
自分で伝えたことで、相手ができるようになって、嬉しそうな顏で「ありがとうございます!」なんて言ってもらえたら、それだけでテンションも自己肯定感も爆上がりですよね。
そうやって、相手の役に立ててうれしい気持ちを高めながら、説明する機会を提供しています。
相手に伝えることに自信がついてくれば、「どうやったら伝わりやすいかな?」と考えるようになり、スタッフがサポートしていたときに使っていた表現を真似してみたり、自分で具体例を提示してみたりして、話す力が養われていくのです。
説明することが得意になれば、困っている人に自分から声をかけられるようになり、周囲を見ることが増えるようになります。
個別活動がメインのトランジットジュニアですが、こうした日々の関わりのなかで、時折周囲の様子を見る力や、仲間を助ける力を身に着けてもらっています。
(自分のことに集中したい!という学生は、自分のペースで過ごせる環境を整えています)
現在、見学後ご利用まで約1年お待ちいただいております。
対象年齢は中高生ですが、今の期間のみ特別に小学6年生のお子さまもご案内しております。
中学生になる前に、ぜひご見学くださいませ!
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
〒001-0039
北海道札幌市北区北39条西5丁目1-1
TEL:011-299-2026
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