News
ニュース
こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
発達障害や知的障害のある中高生の中には、人との関わり方で悩みやすい人も少なくありません。
「仲良くなりたい」「悪気はない」その気持ちは本物なのに、距離が近すぎてしまったり、逆に一歩引きすぎてしまったりして、関係づくりがうまくいかないことがあります。
この背景にあるのが、いわゆるパーソナルスペースの考え方です。
人にはそれぞれ「ここまでなら大丈夫」「これ以上はちょっとしんどい」という感覚的な境界線があります。
家族や親しい友人と話すときの距離、クラスメイトや同僚と話す距離、先生や上司と話す距離は、実は同じではありません。
腕を伸ばしたくらいの距離感が、日常的な会話では安心しやすいと言われることもあり、それより近づくと相手が戸惑ってしまうこともあります。
どうしても近づく必要がある場面では、ひとこと「失礼します」と声をかけるだけでも、相手の受け取り方は大きく変わります。

距離感は、立ち位置だけの話ではありません。
会話の内容やテンポも、立派な距離感のひとつです。
親しい相手なら笑って流せる話題でも、初対面やあまり関係が深くない相手には負担になってしまうことがあります。
自分の話が長くなりすぎていないか、相手の表情や反応を見られているか、今この話題は相手が話したい内容かどうか。
こうした視点を少し持てるだけで、コミュニケーションはぐっと楽になります。
SNSやメッセージでのやり取りでは、さらに注意が必要です。
顔が見えないぶん、言葉の選び方や送る頻度が、そのまま印象につながります。
返信が来ないからといって何通も続けて送るより、「時間があるときで大丈夫だよ」と一言添えるだけで、相手への配慮が伝わります。
これは将来、仕事でやり取りをする場面でも、とても大切な感覚です。

人との距離感は、頭で理解するだけではなかなか身につきません。
実際のやり取りを振り返ったり、誰かからフィードバックをもらったりしながら、少しずつ感覚をつかんでいくものです。
トランジットジュニアでは、日々のコミュニケーションをもとにスタッフが声をかけたり、振り返りの機会をつくったりしながら、「今の距離感どうだったかな?」を一緒に考えています。
学生用Xや公式LINEでの連絡のやり取りなどを通して、場面に合った言葉づかいや距離感を練習することもできます。
人との距離を上手に取れるようになると、学校生活だけでなく、就職後の人間関係もぐっと楽になります。
相手に安心感を与えたり、場の空気を読み取ったりする力は、仕事でも大きな武器になります。
自分や相手との関係性に合った「ちょうどいい距離感」を一緒に身につけていきましょう。

現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
〒001-0039
北海道札幌市北区北39条西5丁目1-1
TEL:011-299-2026
FAX:011-299-2026
E-mail:info[at]transit-jr.net
※[at]を@に書き換えてください

Contact
お問い合わせ
障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせで頂いた個人情報の取り扱いにつきましては、こちらをご覧ください。
トランジットジュニア、トランジットジュニアlitならびにトランジットグループは「北海道を代表する企業100選」に選出されました。