News
ニュース
こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
「あと5分だけ…」が気づけば30分。
約束の時間に遅れてしまったり、学校の提出物がギリギリになってしまったり。
そんな「時間がうまく使えない」という困りごとは、発達障害のある人によく見られるます。
時間管理の苦手さは、“ルーズ”や“だらしない”という性格の問題ではなく、認知の特性によるものです。
・時間の感覚がつかみにくい
・今やっていることを途中で切り替えられない
・「あとどれくらいで終わるか」がイメージできない
・先の予定と今をつなげて考えるのが難しい
といった特性によって、時間通りに動いたり、逆算して行動することがとても難しくなるのです。
この「時間感覚のズレ」が原因で、
・学校での遅刻や課題の未提出
・仕事の締め切りに間に合わないことや報連相の不足
・日常生活の中での予定のずれや家族との衝突
といった二次的な困りごとへとつながってしまうこともあります。
トランジットジュニアでは、そんな“時間を管理する力”を育てるための支援を日々の活動の中に取り入れています。
トランジットジュニアでは、通所する時間帯は自分で決めます。
自分だけの「シフト表」を作成するんです!
「学校のある日は17時に来所して19時に帰る」「学校がお休みの期間は15時半から行こうかな」など、あらかじめ自分で考えてスケジュールを組み立てます。
決められた時間に通うことももちろん大切ですが、自分でスケジュールを組み立てる力、状況に合わせてスケジュールを変える力も大切です。
「何も決められていないってことは、全部自由時間ってこと?」と思われるかもしれませんが、ここには大切な目的があります。
それは、バスや電車の時間、帰宅後の予定、今日やりたいことなど、いくつもの要素を組み合わせて「どんなふうに1日を使うか」を自分で考える練習をするということ。
実際のお仕事では、時間割はありません。仕事中の時間を、どう使うかは自分次第です。
「A社へのプレゼンを作る時間」「B社に営業に行く時間」「お客様が来所して面談をする時間」など、すべて自分で調整する必要があります。
また、委員会で遅くなった時、三社懇談で学校が早く終わる週、家族で外食の予定がある日など、事前にシフト時間とは違う時間に通所したいと相談するということ。
お仕事でも、有給を申請するときや通院のため遅れて始業するときなどは、事前に相談しなければいけません。
「この時間のバスに乗るには、○分には出発しないといけない」
「通所後に〇〇の予定があるから、今日は短めにしよう」
そうやって、逆算して動く力、見通しをもって行動する力を少しずつ身につけていきます。
最初から完璧に時間を管理できる必要はありません。
まずは、スタッフと一緒に「今日どうする?何からやる?」と話しながら予定を立ててみる。
そして、立てた予定を意識しながら行動してみる。
その繰り返しが、「自分の時間を、自分で使う」力につながっていきます。
「今日はやろうと思ってたこと全部できた!」
「時間通りに帰れた!」
そんな経験の積み重ねが、少しずつ自信を育ててくれます。
時間管理は、日常生活のあらゆる場面に関わる重要なスキルです。
「どうしてできないの?」ではなく、「どうしたらできるようになる?」を一緒に考えていけたらと思います。
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
〒001-0039
北海道札幌市北区北39条西5丁目1-1
TEL:011-299-2026
FAX:011-299-2026
E-mail:info[at]transit-jr.net
※[at]を@に書き換えてください
Contact
お問い合わせ
障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせで頂いた個人情報の取り扱いにつきましては、こちらをご覧ください。
トランジットジュニア、トランジットジュニアlitならびにトランジットグループは「北海道を代表する企業100選」に選出されました。