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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
先日、新しくオープンしたNEOフリースクールの案内をしたところ、学生のKくんから思わぬひと言が。
「学校じゃないのに、“スクール”って使うのおかしくないですか?」
……う、うん。そう来たか。
たしかに「スクール」と聞くと、ランドセルに黒板、チャイムといった“THE 学校”なイメージ。
「学校っぽいけど、ちょっと違う場所?」
「そもそも“学校”じゃないのに、スクールって名乗っていいの?」
考え出すと、「たしかに、なんで“スクール”なんだろう?」と思ってしまう。
どうにも気になって調べてみたら、意外な歴史があることがわかりました。
「フリースクール」のルーツは、1920年代のイギリスに生まれた「サマーヒルスクール」。
サマーヒルスクールは、時間割はあるけれど、授業に出るかどうかは生徒の自由で、出たければ出る、遊びたいなら遊ぶ。
と、それまでの学校とはまったく違うスタイル。
ルールも大人と子どもが平等に話し合って決めるスタイルで、「子どもが自分で育ち方を選べる場所」だったそうです。
そして、日本では1980年代、不登校の子たちが安心して過ごせる場所がないということで、保護者たちが作り始めたのがきっかけ。
最初はとにかく「安心して過ごせる場所」が大事で、学習よりも“居場所”としての意味が強かったんですね。
でも、だんだん「こんなことしてみたい」「ちょっと勉強もしてみようかな」って声が出てきて、活動や学びも広がっていった。
で、気づいたら「これって西洋の『フリースクール』ってやつと同じなんじゃね…?」ってことで、今の名前になったみたいです。
なるほど、スッキリ。
そんな歴史的背景があったなんて、知らなかった。
やっぱりKくんのような若い視点って鋭い。
素直に疑問を持つ、その姿勢がとても素晴らしいと思います。
実は、NEOフリースクールも、まさにそんな「問い」から始まりました。
「教室に行けなくても、別の形の学びがあるんじゃないか?」
そんな素朴な疑問が、新しい学びのかたちを生み出すきっかけになったのです。
NEOフリースクールには、制服もチャイムもテストもありません。
あるのは、「こんなふうに学びたい」「今は少し休みたい」といった、生徒一人ひとりの声に寄り添うスタッフ、そしてそれを叶える環境です。
「学校に行きづらい」「今のスタイルが合わない気がする」
そんな思いを抱える子どもたちが、自分のペースで安心して過ごせる場所を目指しています。
「名前は学校っぽいけれど、中身は自由。」
そんな「スクールらしくないスクール」で、今日もいろいろな声が大切にされています。
少しでも興味を持った方は、ぜひ一度のぞいてみてください。
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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