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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
学校や職場、公共の場など、日常生活の中にはさまざまな音があふれています。しかし、自閉スペクトラム症(ASD)などの発達障害がある方の中には、こうした音に対して強いストレスを感じる「聴覚過敏」の特性を持っている人も少なくありません。
たとえば、教室のざわざわした声、誰かが鉛筆で机を叩く音、チャイムや放送の音、街中のアナウンスやBGM、扉が閉まる音など、周囲の人にとっては気にならないような音でも、本人にとっては大きな不快感や疲れの原因となることがあります。
音に疲れてしまって集中できない、体調を崩してしまう、外に出るのが怖くなってしまう——そうした声も聞かれる中で、学校や施設、地域の中でどのようにサポートできるかが大切になっています。
トランジットジュニアでは、こうした聴覚過敏の特性に配慮して、活動中のイヤホンやヘッドフォンの使用を自由に認めています。カリキュラムの時間でも、音が気になる時は自分でイヤホンをつけて作業することができますし、自分の「これなら大丈夫」という過ごし方をスタッフと相談しながら選ぶことも可能です。
最近では、周囲の雑音をカットできるノイズキャンセリング機能付きのイヤホンも多く、そうした機器を活用することで、より快適に過ごせることもあります。実際に、ヘッドフォンをつけることで周囲の音にわずらわされず集中力が上がり、自分の作業にしっかり取り組めるようになった学生もいます。そうした積み重ねが、スキルの向上につながっていく場面もあります。
また、「どういう音がつらいのか」「どんなタイミングでつけると安心か」など、その人にとって必要なサポートを一緒に考えていくことも大切にしています。
初めての場所や慣れていない環境、不安なことも多い新生活の中で、いつもだったら気にならないような些細なことにもストレスを感じてしまうこともあります。
そんなとき、好きな音楽がふと耳に入るだけで、ほっと安心できることもあります。安心できる音に包まれながら、気持ちを整えて活動に入れる環境は、本人にとって大きな支えになります。
聴覚過敏の感じ方は人それぞれで、「これが正解」という対応はありませんが、だからこそ、一人ひとりが自分に合った環境で過ごせるよう、無理なく調整できる方法を探していけたらと思っています。
“音のストレスが少ないだけで、こんなに気持ちがラクになるんだ” そんなふうに感じてもらえる場所でありたい。 これからも、一人ひとりに合った安心できる関わりを続けていきます。
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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