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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
朝、布団の中から出るのがつらい。窓の外を見ると、雪が積もっていて、寒さがより身に染みる。冬の時期は特に「学校に行くハードル」が上がる季節。
他の人はそんな状況を「甘え」「怠け」「サボり」と捉えて「もうちょっと頑張んなよ」なんて学校に送り出す言葉をかけるかもしれません。
でも他の人から見えない苦しさを抱えている子どももいるでしょう。
1月31日に開かれた「こどもの自殺対策に関する関係省庁連絡会議」や「令和6年版自殺対策白書」でも、子どもたちが抱えるストレスや環境の変化が、自殺のリスクを高める要因のひとつとして取り上げられています。
特に、発達障害や知的障害がある子どもは、環境の変化に適応しづらく、学校に行くこと自体が負担になることも。無理を重ねることで、心や体に影響が出ることもあります。
その影響が「不登校」として表れることも。
しかし、学校が「当然行くべき場所」になっていると、そこから外れた瞬間に「自分には居場所がないのでは?」と感じてしまうことがあります。
「休むのは悪いこと」と思い込んでしまうと、さらに追い詰められてしまいます。
かく言う私も、高校生の時に不登校を経験しています。
その時私の脳を支配していた考えは「学校に行けない自分には価値が無い」「なんで周りと同じように出来ないんだろう」「こんな生き方をしていて親に申し訳ない」といったものでした。
学校に行けないこと自体がストレスになっていたんです。
学校に行こうと思って、制服を着て、親に学校まで送ってもらって、でも車から出られない。玄関から出られない。制服を着れない。朝起きられなくなる。
不登校の子どもは、何度も何度も苦しい失敗体験を味わっています。
大人は「昨日は、今朝は、学校に行くって言ってたのに、結局行かなかった」という結果ばかりを見てしまうかもしれませんが……子どもはその過程でどんどん自分を嫌いになっていきます。
だからこそ、大人から「学校に行かなくても大丈夫」と言われるだけで、子どもは自分自身を認めてあげることが出来るようになります。
簡単に「学校に行かなくても大丈夫」なんて言ってしまっていいものか、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときには「学校休んだほうがいいよチェックリスト」などの第三者からの意見を参考にすることもオススメします。
また、「学校がつらい。でも、どうすればいいかわからない」という子どもにとって、学校以外の居場所があることを知るだけでも、気持ちが軽くなることがあります。
それは、家かもしれませんし、部活動やクラブかもしれませんし、公園かもしれません。
無理をして登校するよりも、安心できる場所で少しずつ前に進んでいくことが大切です。
「学校には行けてないけど、トランジットジュニアが自分の居場所なんだ」「トランジットジュニアに行くと出席扱いになったから、諦めていた進学が出来た」と言ってくれている学生も、嬉しいことにいます。
「今は学校がしんどくても、大丈夫。ほかの場所で、できることから始めよう」
そんな風に思えたら、少し気持ちが楽になるかもしれません。
学校だけがすべてではありません。どこでどんなふうに過ごすか、選択肢はいくつでもあります。
もし、今の環境がつらいなと感じていたら、無理をせずに、自分に合った場所を探してみませんか?
トランジットジュニアが、そのお手伝いを出来るかもしれません。
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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