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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
毎週水曜日はトランジットジュニアで実践している療育についてお伝えします。
今回は、
体調管理
について。
「女心と秋の空」「男心と秋の空」なんてことわざを耳にしたことがある方も多いと思いますが、
秋の天気はとても変わりやすいです。
雨が降ったりやんだり、晴れたと思ったら冷え込みが一段と厳しくなったり(移動性高気圧に覆われ朝晩は放射冷却が強まるかららしいです)
洗濯物も外に中々干せなくなってきて、じめっとした部屋の中でなんだか気分が憂鬱になっていくような、そんな季節です。
発達障害のある人の中には、聴覚過敏や視覚過敏がある一方、
特定の感覚がにぶかったり、受け取った刺激や情報をまとめるのが難しい人がいます。
そのため疲れや痛み、空腹感・満腹感がわからなかったり、自覚するまでに時間がかかったりすることがあります。
自分が今しんどいのか、どれくらいがしんどさの限界なのか、わからないまま、知らず知らずのうちに我慢をしてしまい、
その結果突然倒れてしまうなど、身体的にも精神的にも耐えられなくなってしまう可能性があります。
たとえば、季節の変わり目は、気温や天候の変化が激しく、体調も崩しやすい時期です。
知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまい、気分も落ち込みやすくなります。
ただ、環境の変化で身体・心に負担がかかる、ということを知っているだけで、
「今日は天気が悪いから体調を崩すかもしれないし、いつもより短い時間にしよう」
「最近風邪が流行ってるから、人の多いところに行くのは辞めておこう」
と、自分の感覚が分からなくても、セーブしたりストレスを解消したりすることもできます。
スタッフから、季節の変わり目や、風邪・感染症の流行状況を伝えたり、
天気予報を見る習慣をつけられるようわかりやすいサイト・アプリを教えたりと、
自分で体調管理が出来るようにサポートしています。
「なんだかうまくいかない日だなって思ってたけど、天気が悪いからか!」
と、責任の所在を自分以外に出来ることでも、少し気持ちが楽になったりしますよね。
私はだいたい何でも天気のせいにしています(笑)
また、以前集中する時間と休憩する時間のメリハリをもつことのメリットをお伝えしましたが、
こちらの過集中も、今自分が頑張りすぎている、疲れているという感覚がにぶいことでも起こり得ます。
そのため、スタッフから適宜休憩を取るように声掛けをしています。
また、いつも通りのルーティーンで行動することにこだわりがある場合も、
身体や心の不調があっても、「いつも通り」にこだわった結果、よりつらくなってしまうことがあります。
いつもの流れで、実習期間中もそのままトランジットジュニアに通ってくれる学生もいますが、
実習は慣れないことも多く、自分で感じているよりも疲れていたりストレスが溜まっていたりすることもあります。
その結果、実習中に頑張りすぎて、そのあとの休日が体力回復で終わってしまったり、学校生活に響いたりすると、もったいないですよね。
必要に応じて早退や欠席をすることも、体調管理の一つなんです。
「バイトを始めたから、トランジットジュニアの日数を減らしたい」
「普段は週1だけど、夏休みは体力に余裕があるし週2に増やしたい」
そういった相談もいつでも受け付けています。
自分のキャパシティだったり、自分に合ったセーブの仕方を、スタッフと一緒に見つけていきましょう!
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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TEL:011-299-2026
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