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こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
毎週水曜日は、トランジットジュニアで実践している療育について、お伝えします。
今回は
自己客観視
について。
ASDなどの発達障害を抱えている方の中には、自己客観視を苦手とする人もいます。
社会にでて仕事をするにあたって、自己客観視が苦手だと、
自分の強みを活かしたり、自分の行動を振り返って次に生かすといった成長する機会を逃してしまったり、
自分が何を間違えたのか、どう改善すればいいのかわからず、同じミスを繰り返し信頼を失ってしまう可能性があります。
また、自己客観視と同様に、他者の気持ちを理解することを苦手とする人も多くいます。
他者と一緒に協力して働かなければいけない職場では、自己中心的な考えで行動したり、他者の気持ちを理解できないことで、チーム全体に悪影響を及ぼすこともあります。
トランジットジュニアでは、スタッフからのフィードバックを提供することで、学生自身が自分の行動を客観的に捉えるサポートをしています。
トランジットジュニアには「あしあと+」という日誌がありますが、
自己客観視が苦手な学生は「何を書けばいいの?」「特に書くことが無い」となりがちです。
「今日はこんなことがあったよね」「○○したとき、どう感じた?」と一緒に内容を考えることを通して、学生自身が自分の感情や行動に気づくことを促しています。
またトランジットジュニアには集団で活動する決まった時間は無いですが、他学生とカリキュラムや雑談を通して交流する機会はたくさんあります。
そのため、他の人と一緒に過ごしている空間として、いくつかのルールがあり、集団で過ごす意識をもってもらっています。
いつでも休憩を取ることが出来ますが、その休憩の時に、聞いていていやな気持になる雑談をしたり、大きな音で動画を見始めたり、不快なニオイのする食べ物を食べたりすると、他の人の迷惑になりそうですよね。
「あなたがこうすると、周りの人はこう感じるかもしれないよ」と他者からの視点を伝えたり、「職場ではそういった話をするかな?」「トランジットジュニアのルールとして、イヤホンをしてもらってるよ」とルールを明確に伝えています。
これから、高校受験や就職にむけて「面接」を迎える学生が多くいると思いますが、
面接と切っても切れないのが「自己分析」です。
自分のことを客観的に見て、まとめて、伝えなければいけません。
自己客観視が出来ていないと、これがなかなかに難しい……悩んでいるうちに、気が付いたらもう面接1週間前!
なんて怖すぎ!
トランジットジュニアで、自己客観視が出来るよう一緒に練習していきましょう~(๑و•̀ω•́)و✧
現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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