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「時間管理能力」を、やしなう
就労準備型放課後等デイサービス トランジットジュニア

こんにちは。札幌就労準備型放課後等デイサービストランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービストランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。





毎週水曜日は、
トランジットジュニアで実践している療育についてお話します。


今回は、

「時間管理」について!

働いたとき、自分で時間を管理することは、「業務内容」とは別に重要な項目です。
「業務内容」なら先輩から教わることが多いですが、それとは別の「社会人の暗黙のルール」は、なかなか教えてもらえません。

トランジットジュニアは就労準備型の放課後等デイサービスなので、その「社会人の暗黙のルール」についても教えています。

その中でも、自分の信頼度を左右する「時間管理」


ADHDと診断を受けた方の中には、
「ギリギリに行動したい」思いが強い子が多いです。

「効率重視」な傾向があるので、それが活かされる場面なら、ものすごい力を発揮します!

ただ、時間についてはルーズな印象を持たれてしまいがちです。


会社で働いたとき、出勤時間が決まっていますよね。

例えばそれが、15:00だとします。

ADHD傾向が強い子は、「15:00に職場に到着すればセーフ!」と考えていることが多いです。

ただ、社会の暗黙のルールは、「15:00から仕事を始められるようにする」だったりします。

そうなると、「どうしてあんなに遅いんだろう?」「やる気ないんだろうか?」「社会人なのに時間の管理ができないんだろうか?」とマイナスな印象を持たれてしまいます。

ただ効率重視なだけなのに、そう思われてしまうのは損ですよね。


だからこそよく聞く「5分前行動」があるのですが、昔から学校の先生が親御さんから何度も言われてても「5分前行動の意味が分かんない」「無駄じゃん」と納得できていないパターンが多いです。

トランジットジュニアでの行動は、とってもフリーダムですが、「時間の管理」など、将来当たり前にできてほしいことについては、何度も繰り返し伝えています。

「来る時間が予定より遅れるときは、連絡するんだよ」
「帰る時間が過ぎちゃうときは、自分で伝えるんだよ」
「余裕がなくて慌てると、怪我したり忘れ物したり、良いことないからね」
「この時間から始めると、予定の時間を過ぎるから、切り上げるようにしよう」
「この時間を目安にしてみて」

それぞれの子にとって、当たり前になるように伝え、自分にとってメリットと感じられるような声掛けを行っています。

最初のうちは、「時間なんて過ぎても良くない?」「ちょっとくらいなら大丈夫じゃない?」と話していた子も、時間を見る習慣ができたり、「時間だからやめないと」と自分で意識できるようになります。

人間には、一度習慣化すると、それを続けていける能力が備わっています。

その習慣を、トランジットジュニアで作り、社会に出たときも続けられるように、支援しています。


お気軽にお問い合わせください

現在、札幌就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。

就労準備型放課後等デイサービス トランジットジュニア


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