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実行機能
就労準備型放課後等デイサービス　トランジットジュニア

2022.1.19

スタッフの声

こんにちは。札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳（中高生）の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。

毎週、新米スタッフが気になった単語や制度・施設を紹介しています。
今回は、実行機能について。

実行機能

実行機能とは、最後まで何かをやりきる機能のことです。やる気を起こし計画を立てて、集中したり適宜休憩したりしながら、ものごとを完了させるための脳の指令システムのことです。遂行機能とも呼ばれます。

実行機能の要素に何を含めるかは様々な説がありますが、ここでは以下の4つの要素を基本に考えます。
これらのうち、人によって強いところ・弱いところは異なっています。

①意志…何をやるか、どこまでやるかの目標を決めて始めようとする

②計画立案…目標を達成するために、必要な手段や順番を決める

③継続と切り替え…目的のある行動を続け、臨機応変に切り替え、時には中止する

④行動の調整…自分の行動を監視し、効率的に進められるよう調整する。

この実行機能が弱い子どもに対し、親はどのように接すればよいのでしょうか?

例えば、宿題の計画を、子どもの意志を聞かずに作ってしまう。
きめ細かく手助けをしたいという気持ちが出て、つい親が手助けしてしまいたくなる気持ちはわかりますが、子どもが「自分で計画を立ててみよう」と思っていたらその気持ちを無視されてしまったと感じてやる気がなくなってしまうかもしれません。

こういうときは子ども自身に計画を立ててもらい、その計画に無理がないかを確認する。
無理があったら修正案を出してみる。
そして子どもが集中しやすい環境にして、実際に自分が立てた目標通りに進めてもらう。

子どもの気持ちを尊重したうえで、的確な対応をしたいものですね。

今回は、実行機能について紹介いたしました。
また次回、気になった単語や制度・施設についてご紹介いたします。

お気軽にお問い合わせください

現在、札幌の就労準備型放課後等デイサービス「トランジットジュニア」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。 障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。