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ゲーム障害
就労準備型放課後等デイサービス トランジットジュニア

こんにちは。札幌就労準備型放課後等デイサービストランジットジュニア」です。
就労準備型放課後等デイサービストランジットジュニア」は、将来の就職に向けて、13〜18歳(中高生)の世代が必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。

毎週、新米スタッフが気になった単語や制度を紹介しています。
今回は、ゲーム障害について。

「ゲーム依存症」と言われることもあるものですが、一体どんな障害なのでしょうか?

ゲーム障害

ゲーム障害は、WHOの国際疾病分類(ICD)で定義されました。2022年1月から発効されます。

ゲーム障害(Gaming disorder)

ICD11コード:6C51

①ゲームをする頻度・時間をコントロールできない
②日常生活において、ゲームを最優先にしてしまう
③悪影響が出ているにもかかわらず、ゲームを続ける

こうした行動が少なくとも12か月以上続く場合に、ゲーム障害と診断される可能性があるとしています。

ただ、この障害は、「モラルパニック」(=社会的に脅威となるものに対する排除行為)にあたるとして、アメリカの心理学会では反対意見も出ています。

過去のモラルパニックの例を挙げると、テレビを見すぎると学力低下を引き起こす、特定の音楽を聴いていると学力低下を引き起こす…など、その例は多岐にわたります。

トランジットジュニアとしては、この障害に対して、発達特性や社会的要因など、他の要因があるのではないか?

という考えでおります。

例えば、もともと学校に通っていたが、進学したところ高圧的な教師に会って以来、学校に行けなくなってしまった。その結果、ゲームに没頭するようになって昼夜逆転する生活を送っている。

これはゲームが悪いのでしょうか?

正しくゲーム障害について認識する。
それこそが本当に必要なことではないでしょうか。

今回は、ゲーム障害について紹介いたしました。
また次回、気になった単語や制度についてご紹介いたします。

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